2010年9月30日木曜日

最後の晩餐

地震のことばかり書くのは・・やめる。
飽きた。
な~んて書いたら、わがままに思われるかな??
なんか、同情カッテルようで、嫌だ。
実際に、【ワタシってかわいそうでしょ?同情して!】
と思う自分がいたと思う。
だって・・ 公園で話しかけたり、かけてくれた人と話すと、
【ワタシ・・地震で家を失ったんだ。】と言ってしまう自分がいたもの。
で、同情される・・。
被害者意識が強かったんやね。
今は ・・ 同情されるのに飽きた。
やめ!やめ!!
聞かれない限り、自分から言う必要はない。
家を失ったなんて暗い話、聞く人の立場に立てば、面白くない話さ。
そうそう。ゆみさん宅で、ロケフリ見れました♪
で、息子くんに 【お母さんと一緒】を見てもらいました♪
久しぶりの日本のTVなので、くらいついて?見てました。(笑)





この頃毎日、ハーグレー公園に
通ってるような?????
桜が満開で綺麗です!!!












木蓮は、散り始めました。














今夜は、ゆみさん宅最後の晩餐!
相棒さんが、手巻きを作ってくれました♪
ってか、ゆみさん宅に約2週間居候させて頂いたのですが、
相棒さんが・・ 朝・昼・晩 
ぜ~~~~~んぶ作りました♪









久しぶりに??
いやいや・・
地震があっても食欲衰えないから、
いつも通り??
ガッツリ食べました♪
もちろん、アルコールもガッツリ飲んでます。(笑)
そうそう。
息子くん・・。
ゆみさんにかなりなついています。
だっこもせがむし、すりすりするし。(笑)
こないだ笑けたのは、ゆみさんが、仕事でオフィスに行く時。
ゆみさんがいなくなるから・・息子くん泣いちゃった。(笑)
母親であるワタシが、だっこしようとしてるのに、
母親のだっこも嫌なんだって!!
ゆみさんがいいんだって!!(笑)
ま、母親っ子じゃなくていいことだ!!


地震後の最初の1週間、Kさん宅でお世話になりました。
いや~、あの1週間は、バタバタでした。
まさに身も心も・・。
Kさんは、食事や洗濯のお世話だけじゃなくって、
EQCへの連絡や、貸家探しまで、事務的な事もお世話してくれて、
本当に本当に助かりました!!
日本語でも大変だけど、英語ならもっと大変だからね!
で、ゆみさん宅では、ゆ~~くりさせてもらいました。
丁度、ゆみさんが日本に2週間帰国されていたので、
好き勝手に家を使わせて頂きました。
ゆみさんが帰ってこられても・・好き勝手使わせてもらっていますが・・。
で、明日から、フィル宅へ引っ越しです♪
家の隣なので・・ いろいろな仕事がしやすいし・・。
ほんっと、いろんな人にお世話になっています。
地震で物理的に失ったものは大きいけど、得たモノもある。
自慢話ですが・・
ワタシって、人にはかなり恵まれているかも??
どれだけの人が、ヘルプのオファーをしてくれたことか!
ゴルフの友達だけじゃなく、近所さんも、
ママ友達も、ワタシの助産婦さんも、会計士も、その他の友人も・・
本当に多くの人が支えてくれてる!有難い!!
でも、その半面、人を見る目、判断する目も更に鋭くなったかも・・。
【えっ??こんな時に、こんなメール??】
ってな、メールも受け取った。
ま、出した本人は、 励まし?? のつもりでしょうが・・
言葉や文章で、決めつけてはいけないけど、
ワタシなりに判断してしまうコトがある。
やっぱり・・人は、経験したことしか言葉にでない。
発する言葉で、どのような経験をしてきたか・・ ある程度分かるモノですよ。
ワタシは・・優しくない。
でも・・優しいと言われる。
それは、しなくていい経験をしたから・・かな?
発していいコトバと悪いコトバの分別がつくんですよ・・。
人に寄って発していいコトバ、会話がある。
それを分からずに、べらべら しゃべる人は・・ アホや。

地震なんて・・
家を・・ ビジネスを失う経験なんて・・
しなくていい経験だけど・・
ちった~~~ ワタシも人間の 幅 っちゅーもんが広がったかな??
あ・・同情は無用です。
同情するなら金ください。(笑)
ワタシ・・ こんなことで腐りませんから。

2010年9月26日日曜日

近況報告

余震が多いです。
震度どれくらいか、はっきりとした数字は確認してないのでわからないけど、
昨日の夜から、今現在まで、少なくとも10程度の余震がありました。
先週の木曜日に聞いた話では、700の余震があったそうです。
もちろん、感じない余震も含めて・・の話です。
昨日の夜7時~ ドキッ とする余震が10程度です。
夜中2:30頃の余震でも目が覚めました。
今朝も、立て続けに余震がありました。

あ・・また余震や・・。 という程度のものから、
ドキッ とする余震まで・・。




ゆみさんところで、まだお世話になりながら、カイアポイへ通ってます。
壊れた家から、持ち出せるものを持ち出したり、
持ち出したものは、あっちこっちの友人宅にあるので、整理しに行ったり。

保険屋の査定は、来週でるらしい。
はっきりとした結果がわからなくても、だいだいの事はクリアになってきた。
ただ、土地のことは、まだ誰も何もわかっていない。
土地が使えるのか使えないのか、
使えない場合、政府はいくら支払ってくれるのか・・
それがわからないことには、次のステップには進めない。


今の気持ちは・・・
前に進むしかない という気持ち20%くらいと、
地震なんかに負けへんで~~ という気持ち10%くらいと、
どうにでもなれ~ という気持ち30%くらいと、
なんでやねんっ!! やってられるか!! という気持ち40%くらい・・かな。



昔からのワタシを知っている人は、
ワタシは、心配性やから・・ 神経質やから・・ とかいって、心配してくれるけど、
日本を離れて約14年。
本質的なことは変わってないかもしれないけど、
ワタシもいろいろな経験をして、鍛えられましたがな。

精神的には、永住権取る時の方がキツカッタ。
今回の地震では、ちゃんと食べれるし、アチコチに白髪もでてないし。
精神的ダメージは、人が思っているほどでもない。
こんな状況でも、毎日1回は笑ってるし。


お国柄の違いなのか??
地震後、クライストチャーチ発の国内便が安く発売されたそうです。
被災者の人に ホリデー を!  ってな感じかな?
ワタシも、数人に 【旅行に行って、リラックスしてきたら?】って言われたし。
旅行に行くと・・息子くんの世話を100%しなくてはいけない。
今は、保育所や友人に預かってもらってるので、その間に出来る事をしている。
今のワタシには、旅行に行く方が疲れる。
だから・・旅行には行かない。

引っ越し業者も無料で、家財を運んでくれる。
ボランティアの精神なんやな~。
ワタシ達の家財は、2週間後に運び出す予定。



ゲストハウスの今後も考える。
同じ土地が使えれば、再開する。
同じ土地が使えない場合・・分からない。

ゲストハウスは、ワタシにしか出来ないのか?
待ってくれている人はいるのか?
やっぱり、ワタシにはゲストハウスしかない!! と思う自分もいるが、
ゲストハウスは、ワタシでなくてもいいのではないか?
代わりはいくらでもあるのではないか? と思う自分もいる。



成功者は、どんな時でも プラス思考だ。 とも聞くし、
そんなことは、ワタシも いろいろな本を読んだから分かってるけど、
成功ってなんやねん?  
人は、成功せなあかんのか! 
失敗だらけの人生でもええやんっ!! とつっかかってしまう自分もいる。



ま、いろいろ書いたけど、
今は ただ  淡々と現実を受け入れてる状態です。
これから 背負うであろう 借金に ガクッとくるけど、
それ以外は、新しい家のことを考えたり、
貸家に移った後の、パーティーを考えたり・・と、楽しい事も考えています。




たくさんのご心配のメールを頂きますが、ワタシは大丈夫です。

2010年9月22日水曜日

地震⑰
















地震⑯
















地震⑮
















このブログ・・ワタシの知らないところで役に立ってました。
地震の被害は、カイアポイに住んでいる人でも、近郊に住んでいる人でも、
実際に被害に合った家を見ないと、被害の程度が分からない。
とはいえ、そんな家を見に来る時間もないだろうし、
一応、ワタシの住んでいたところは、現在、住民のみしか出入りできない。
でも、カイアポイに知り合いや親族がいる人は、被害状況が見たい。
ってなことで、ダイやアナが、親族や友人にこのブログを見るように言ったそうだ。
日本語読めなくても、写真があるからね。
写真は、1000の言葉をしゃべる・・とも言われているし。
そういうことで、しつこく写真載せます。
昨日も、家の整理をしに行ったんだ。
気持ち的には落ち着いたけど、壊れた家を見るのは悲しいね・・。
家が傾いてるから、出たり入ったりしてると、
頭がクラクラして気分悪くなるし!!
写真にある電気のスイッチ、地震でふっとんじゃいました。
地震がおさまって、真っ暗な中、
ワタシの部屋も相棒さんの部屋もドアが開かなかったから、
大声で声かけてたんだ。
ワタシ:【そっち電気つくーーーー??】
相棒さん:【いや、付かない。ってか、スイッチがない!】
あ~、やっと、スイッチがない意味が分かったわ。

2010年9月18日土曜日

息子くん
















今日は、暖かかったから、ハーグレー公園に行って来た。
息子くんは、外でのびのびと遊べて、とっても嬉しそう。
実は、地震がおきた前日、息子くんは絶不調だったんだ。
下痢がひどくて、夜中、3時~4時まで、泣いてたし、
その1時間、実に10回もおむつを換えたんだ。
カイアポイの医者へ連れて行ったんだけど、
うんこと一緒に血が出るのが気になって、
クライストチャーチの医者へ連れて行ったんだ。
ま、この医者が2週間前にアメリカから移民した人で、
カイアポイの医者と正反対のことを言うから、困ったけど・・。
とにかく、息子くんは、絶不調の時に地震にあったんだ。
地震後、電気もつかず、真っ暗な中、2度おむつを換えた。
下痢で、おしりのかぶれもひどいからね。
薬をもらったけど、地震後のバタバタで薬も飲ませられずにいたけど、
有難いことに、自然と治った。
地震後、2晩は、変な泣き方をしたけど、今は夜も寝るし、
日中も、ず~~っとご機嫌なので有難い。
いろいろすることが多く、人に預ける事も多いけど、
親がいないからとぐずることも、泣くこともせず、
預けられた先で、自分で遊びを見つけて勝手に遊んでくれるので助かる。
息子くんも、ちいちゃいながら、違った環境で少しストレスためながらも、
頑張っているのかな・・・。

地震⑭
















2日に1度くらいは、カイアポイへ行っている。
街も、だいぶ落ち着いてきた感じがする。
カイアポイで、被害に合った家は多いが、家を失った人は、
約1割なので、あとの9割の人は、通常の生活に戻ってる。
ゴルフ友達やママ友達で、被害にあってない人は、
完全に元の生活に戻ってる。
被害に合った人とあっていない人の温度差は・・・大きい。
同じカイアポイに住んでいても、地震に関する情報量は、
直接被害に合っているか、いないかでも違う。
現時点では、誰も何もわかっていない。
ただただ、政府の発表を待っているだけ。
私達は、ラッキーな方かもしれない。
被害が大きい分だけ、保険屋とも政府の人(EQC)とも
既に会うことが出来たし、ある程度の査定も進んでいる。
だから、貸家を探すとか、家財道具を運び出すとか、次のステップへ進める。
でも、被害が少ない人は、まだどちらとも連絡が取れない人が多くいる。
被害が少ないとはいえ、修理も必要だし、
余震がかなり多く、また大きいので、余震によって、
家の被害が大きくなっている家もある。
みんな、ただただじっと待っている。
昨日、家に行った時、本当は、赤紙なので入ったらいけないけど、
家に入った。
息子くんは、自分の家と分かるのか??
嬉しそうで、はしゃいでいた。
でも、もうここには住めないんだよ。
庭の桜が、咲き始めていた。
この桜も、なくなるんだよ。
ちなみに、カイアポイのデパートもなくなるし、
ニューワールド(スーパー)もなくなる。
花おばあちゃんの家もなくなります。
キツイ・・よね。
花おばあちゃん、今年80歳になるのに・・。
あの家が最後の家の予定だったのに・・。
時間が経つと、気持ちも疲れてくる。
昨日、隣のディックは、
【もう、この同じ土地に家を建てる気力がない。】と言い始めた。
ディックは70歳過ぎてるし、家を建てるのは、結構疲れる。
気持ちは・・分かる。
私達は、少しずつ今後のことを話し合える余裕が出てきた。
ただ、土地が使えるかどうかも分からないし、
使えない場合、いくら政府がお金をだしてくれるのか分からないから、
何も具体的なことは、話し合えない。
わかっているのは、確実に資産は減り、同じ大きさの家は建てれないということ。
ま、現時点では、本当に何もわからない。
今は、特に失望することもなくなったけど、希望もない。

2010年9月16日木曜日

業務連絡

九州のN様へ
地震後、ご連絡出来ず申し訳ございません。
友人宅で、自分のパソコンを使うことができる状態ですが、
メールの受信はできるものの、送信することができませんので、
このブログにてご連絡させて頂きます。
地震によりゲストハウスは全壊し、営業再開の目処が立っておりません。
航空券手配後で、大変大変申し訳ございませんが、
12月のご旅行は、キャンセルさせてください。
またもや NZご旅行が実現出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
お役にたてず、心苦しく思っております。
ごめんなさい。


滋賀のH様、N様へ
地震によりゲストハウス全壊の為、2月のご旅行はキャンセルさせてください。
大変大変、申し訳ございません。
嬉しいメール、有難うございました。
本当に今、欲しいのは、【お金です。】
ゲストハウス再建費用のカンパをしようとお二人で考えてくださったとの事、
涙が出ました。有難うございます。
お二人のお気持ちだけで十分です。
お金は、欲しくて欲しくてたまりませんが、ワタシ達でなんとかしてみます。
ゲストハウスが再開出来れば、しっかりと儲けさせてくださいね♪(笑)


関東のS様へ
ロングステイハウスの方も、地震により被害を受けました。(黄色)
現時点では、来年6月までに修復される目処が立っておりません。
大変申し訳ございませんが、ロングステイの方も、キャンセルさせてください。




現況は、とりあえず取り出せる荷物を取りだし、友人宅に保管させてもらっている状態で、
どこに どの書類があるのが、整理できていない状態です。
ブログにて簡単に連絡させて頂きましたこと、お許しください。
後日、改めてご連絡させて頂きます。

ミーティング

昨夜、カイアポイ高校で、 パブリック ミーティングがありました。
1000人ぐらい参加したのかな??
ワタシは、フィルと一緒に行ってきました。
政府の人、保険の人、それぞれから説明がありました。

地震発生から、現在までの状況も説明されました。
赤色(=全壊)を貼られたのは、96の家だそうです。
(クライストチャーチ市は含まれない。ワタシ達は、ワイマカリリ郡に属しています。)

ワタシが一番知りたいのは、あの土地が使えるかどうか ということ。
使えない場合は、土地を買う為に政府はいくら支払ってくれるのか? ということ。
でも、現時点では、何も決まっていません。
これから、さらにプロのエンジニアの調査が入り、政府で話し合います。
同じ土地を使える方向で考えている とのことだったけど、
詳しく地質を調べないとわかりません。

もし、同じ土地を使えれる場合、
少なくとも、ワタシ達、ディックファミリー、ロバートファミリー(共に近所)は、
必ずもどってきます。
なぜなら、ワタシ達は、あの家を最後の棲みかに決めていたから。
土地の値が下がろうと、同じ土地が使えるなら、みんな戻ってきます。
ただ、現時点では何もわかりません。

ワタシ達は、地震後すぐに、クライストチャーチの友人宅にお世話になったので、
カイアポイの日々の生活を詳しくはわかりませんが、
聞くところによると、みんなが助け合い、
しっかりとした素晴らしいコミュニティーだそうです。
実際に、近所さん、ママ友関係、保育所関係、ゴルフ関係などなど、
多くの人からサポートを受けています。
ボランティアの人が荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、食べ物を配りに来たり。

100kmほど離れた町からも、物資が届いています。
また、被害のない人は、マフィンとか作って寄付してくれています。
道行くと・・
【疲れた?コーヒーでも飲んでいって。】という看板もあります。

ワタシ達が住んでいたところは、被害が一番大きいそうで、
国会議員の人も見に来ました。
近所のディックは、国会議員と話したそうです。
【心配しなくていい。土地を使えるようにするから!】と言われたそうです。
ま、大きな期待は出来ませんが、
政府が本当によく動いてくれるので、人々は、そんなに落胆していません。
それでも、保険屋とのバトルで、落胆することはありますが・・。


ゆみさん宅は、本当に好き勝手使わせて頂いています。
大きな広い家で、本当にのんびりゆっくりさせてもらっています。
ゆみさん宅に来て、2回息子くんをつれて、近くの公園に行きました。
知り合いがいません・・。
人々もあまりフレンドリーではありません・・。
嫌なこともありました。
カイアポイって いい町だな~って、つくづく感じます。



先週、うかつにも 人前で大泣きをした時、
カウンセラーかなんかの人がいて、
【思い切り泣けばいいのよ。】
【我慢しなくていいのよ。】
な~んて、言ってくるが、
そんななぐさめの言葉すら、ワタシは うっとうしく感じてた。

【金くれよ!土地なおしてくれよ!】
今は、それだけです。

2010年9月14日火曜日

地震11日目

今、ゆみさんのところでお世話になっています。
先週までは、Kさんのところでお世話になっていました。

多くの人に助けてもらっています。
昨日も、ママ友達から、電話、メールをもらいました。
【出来る事があれば、いつでも言って・・。】と。
有難いです。


ワタシの気持ちの方は、落ち着いてきました。
4日目ぐらいに、初めて大泣きをしました。
失ったものの大きさを知り、今後のことを考え、涙が出ました。
いろんな情報がありすぎて、最初の1週間は、情報に振り回されました。
希望を持ったり、失ったり・・と、天国と地獄を行き来しています。


現時点ではっきりとわかっていることは、
ワタシ達は、家もビジネスも失い、すっからかんになったこと。
同じ土地に新しい家を建てる・・希望を持っていたけど、
同じ土地には、もう家を建てる事が出来ない・・ というのが、噂であります。
正式なことは、まだ決まっていませんが・・。

保険も、全部カバーされるとは限らない。
どの家も、保険屋とのバトルがある。
家財道具は、出来るだけ自分達の手で、早く運び出した。
もちろん、全部じゃない。
保険屋は、運び出している最中に壊れた場合は、保証されない と言う。
じゃ、いつ 運び出してくれるのか?


地震後、家庭内暴力が50%アップしたそうだ。
わかる。
ストレスたまるもん。


地震で被害のある人とない人の差は大きい。
ない人は、仕事に戻り、学校に行き、ゴルフをし、普段の生活に戻ってる。
そんな人たちを見て、【被害がなくてヨカッタね。】と思う自分もいるが、
普通の生活に戻っていることが、妬ましく、腹立だしく思う自分もいる。

多くの励ましの声に、本当に励まされることもあるが、
何を頑張れと言うのか?
もう、何もかも もういいです。 と思う自分もいる。

現実がどっと目の前にやってきて、疲れました。
やっと、生活が落ち着いたと思ったら・・
また、ゼロからのスタートか・・。
命があってヨカッタ とたくさんの人に言われたけど、
地震後2,3日は、心底本当にそう思えたけど、
今は、 よ~わからない。


過ぎてしまえば、忘れ去られる。
当事者は、いつまでも大変だけど。



頑張るしかない。
前に進むしかない。
と思う自分もいるけど、


本当に、もう何もかもがどうでもいいです。
と思う自分もいる。

とにかく・・・キツイです。

2010年9月13日月曜日

地震⑬











地震⑫

毎日が、バタバタ。
いつ、何をしたか 誰に会ったか なんて覚えてないけど、
金曜日の夜のことは覚えてる。
ボブ&ジーン宅で、みんなが集まった。

ワタシは、たまたま 昼間息子くんを預かってもらってて、
迎えに行ったのが夕方で、みんな集まると聞いて、
夕食をご馳走になったんだ。
そういえば、この日は、昼は、ビスケット2枚だったな・・。
夕食、美味しかったな。
家を失ったのは、ワタシ達と、ロンだけ。
あとの人は、ヒビすらなし。
ボブは、地震の日、ゴルフに行ったそうだ。
そうだろうな・・。
被害があるところと、被害がないところの差は大きい。
被害がない人は、被害があった人の家にいかないと、
どれくらいの被害があったかなんて、想像できないのは、当たり前だ。


庭も・・泥が浮いてきた。


満開の椿を見ると、嬉しいような悲しいような・・









地震⑪

息子くんの誕生日に、
桜を植えようと思ってたんだ。穴も掘ったのに・・。

地震関係なく、花は咲くんだね。




裏の公園も、立ち入り禁止。



この家も、緑だけど・・壊されます。




地震⑩

道路工事。
仮設トイレが至る所に。















いろんな検査あり。
建物の検査は、3段階に分かれる。
緑  = 住める
黄色 = 家に入れるが住めない
赤 = 住めないし、家にも入ってはいけない。
でも、黄色でも住んでいる人いるし、
赤でも、家に入って家財道具取ってるけどね。
隣のディックの家は、緑。
一緒に喜んだんだ。
【ヨカッタね~。】って。
でも・・翌日、地質を調べる人が来て・・
ディックの家も壊すことになったんだ。
天国から地獄だよ。
この天国と地獄を、この何日間、何度行ったり来たりしているだろう。
情報が多すぎて・・。
うちの家・・
ガス取って行かれたよ。
完全に住めません。
でも、今まで使ってた分の請求書は来たけどね。
カイアポイは、被害がひどく、
その中でも、ワタシが住んでいる
地区が、一番被害が大きいらしい。
一応、住人しか、この地区には入れません。

2010年9月9日木曜日